2024年10月25日
久保田巧、長谷川陽子、亀井良信、廻由美子 『メシアン:時の終わりのための四重奏曲』 SACDハイブリッド
不滅の光と不変の祈り。
日本を代表する名手たちによるメシアンの傑作「時の終わりのための四重奏曲」
20世紀を代表する室内楽曲、メシアン「時の終わりのための四重奏曲」を収録。当曲は第二次世界大戦下、捕虜となり拘束されたメシアン自身のピアノによって収容所の捕虜たちを前に初演された、初期の傑作です。ヴァイオリン、チェロ、クラリネット、ピアノという独特なアンサンブルによって奏でられる神秘的な世界観。
そして、同じ楽器構成をもつトーマス・アデス作のシェークスピアを題材とした魅惑的で刺激的な作品も必聴です。
日本の各楽器を代表する名手4名の鋭い感性によって、神聖な世界を描いていきます。メシアンの強烈な音楽性を見事に表現するエネルギーに満ちたアンサンブルをぜひお聴き下さい。
1. アデス(1971-):コート・スタディーズ(歌劇「テンペスト」より)
2-9.メシアン(1908-1992):時の終わりのための四重奏曲
2. I. 水晶の典礼
3. II. 時の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
4. III. 鳥たちの深淵
5. IV. 間奏曲
6. V. イエスの永遠性への賛歌
7. VI. 7つのトランペットのための狂乱の踊り
8. VII. 時の終わりを告げる天使のための虹の錯乱
9. VIII. イエスの不滅性への賛歌
【演奏】
久保田巧(ヴァイオリン)
長谷川陽子(チェロ)
亀井良信(クラリネット)
廻由美子(ピアノ)
【録音】
2024年3月16-19日
相模湖交流センター ラックスマンホール(神奈川)